64歳になっても

日々のブログ

わがふるさとショッピングモール

私の地元はショッピングモールだけが娯楽という典型的な田舎で、休日はよくそこで過ごした。

 

田舎のショッピングモールと言って、その雰囲気が万人に伝わるものなのだろうか?そこは多くの家族連れとガラの悪い金髪少年たちと、平日の昼間に制服でやってくる中高生のための場所である。

 

都会に憧れる若者だったらこのようなショッピングモールに反感をいだくのかもしれないが、私はむしろショッピングモールにプラスの感情しか抱いていない。理由を説明するのは難しいが、小さい頃から慣れ親しんできたショッピングモールを否定するのは、自分の育ち方そのものを否定するような気になってしまう、というのが一番近いのかもしれない。

 

ショッピングモールのいいところというのは、日本全国どこのショッピングモールに行っても画一的な店舗とワンパターンの商品で埋め尽くされているというところにある。それが安心感なのだ。たとえ東京のショッピングモールからでも、我が地元のあのイオンモールにアクセスできるという感覚がある。

 

...などということを池袋サンシャインシティの噴水を見ながらぼんやりと考えた。